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平凡的日子 - 映画感想文

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2004年 09月 19日

深呼吸の必要

東京から来た若者達が、延々とさとうきびを刈る作業で得たものは。
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深呼吸の必要のあらすじ

「きょうのできごと」鑑賞から数時間後。
夕飯を近場ですました後に続けて鑑賞したのがこの映画。

この映画はすごくよかった。

監督に「月とキャベツ」の篠原哲雄。
音楽に小林武史、主題歌はMY LITTLE LOVER。

そして舞台は沖縄。

物凄く期待していたけれど、
期待を裏切らない作品でした。

スクリーンに映る沖縄の大自然。

おじいとおばあの話す沖縄の方言。

ひたすらさとうきびを刈り続ける若者達の姿。

加えて柔らかい音楽。

胸が熱くなりました。

終わり方もすごくさっぱり。胸が熱くなった「だけ」。
監督自身、この作品の「筋」をきちんと理解していたからこその結末だったと思う。

字幕も細かい部分までしっかり出来ていて、
これなら胸を張って「日本の作品」といえる物。言いたい。

口数の少ない物静かな日本人。
まさに「今風」の少しとんだ日本人。
笑顔がとても愛らしい優しい老人達。

この様々な「日本人像」を中国人に理解してもらえたのだろうか。

この作品は中国人だけでなく、
その他の国の人間にも見てもらいたいな。

もちろん都会に住む日本人にも、
この作品を見て沖縄の風にふれてもらいたい。

沖縄から来ている留学生にも薦めてみました。
彼女らは一体どんな気持ちでこの作品を見るのだろうか。

極度のホームシックに陥らせてしまったらどうしよう。

香里奈、大森南朋という二人の俳優。
名前を今まで聞いた事無かったけれどすごくいい役者だと思った。

この2人にも注目です。

あぁ、もう一回見に行こうかな。

by xiangma_longyan | 2004-09-19 03:12


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